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チーム活動レポート⑤ 株式会社オニザキコーポレーション

2019年度のProject 180のそれぞれのチーム活動について「チーム活動レポート」シリーズでお伝えしていきます。5本目は、株式会社オニザキコーポレーション・チームの皆さんのふりかえりです。(取材は2020年1月に行いました)


ごまの美味しさをとことん伝えたい

オニザキコーポレーションは「つきごま」をはじめとした高品質のごまをつかった商品で知られています。今回のチームは、ごまの商品力の高さに苦労しながら、「胡麻せんべい」を軸に議論を進めていきました。。

ごま、ごま、ごま!

ごまという特徴のある商材について新たな事業をつくっていく難しさはどこにありましたか?

吉岡: チームで楽しく新しいアイデアをだしあっていくというところと、 それが実際に実現できるのかというところのバランスが難しかったですね。実際に、商材やこれまでやってきたことは私が最も詳しいわけです。なので、どうしても保守的になるというか、いろんな制約が頭に 浮かんできてしまいます。しかも、今回 Project 180で社外の皆さんとやるということで、いろんな意見やアイデアをいただきながら進めていきたいと思っていたので、自分だけで決めないようにしていました。

青木: そうだったんですか。僕も、今回すっかりごまの魅力に引き込まれてしまった1人なのですが、吉岡さんのスーパー営業マンぶりというか、それこそ常にごまの売り方を考えて、行動しているところにも圧倒 されました。僕らが話すアイデアのほとんどすべてをやったことがあるか、少なくとも一度は考えたことがあるんですよ。

野田: 例えば、駄菓子屋さんのエピソードが印象に残っています。吉岡さんが駄菓子屋さんにいる時に、子どもとお菓子を買いにきたお母さんたちに「つきごま」が売れるんじゃないかと思って置かせてもらうようになったという話です。実際、結構売れているとか。

福島: ありましたね。僕も最初は、ごま美味しい!面白い!だったので すが、チームで考えれば考えるほど、ごま手強いな!と思うようになり ました。

胡麻せんべい工場の全国出張

吉岡: このアイデアはもともと考えたことはありましたが、今回皆さん と議論するなかでより詳しく検討し、これが良いのではないかと固まっていきました。

野田: 私が記憶に残っているのは、メンターの山田さんからの「熊本ならこのお菓子!」というのがないよね、という話です。それがきっかけで、胡麻せんべいのことをより考えるようになって。

吉岡: オニザキの主力商品が「つきごま」なのは変わらないのですが、 現在「胡麻せんべい」もご好評いただいています。2019年に生産ラインを増やしましたが、それでもフル稼働な状況です。とても嬉しいことなのですが、もう少し長い目で考えると「つきごま」の主なお客様が60代以上のシニアの皆さんだったり、売り上げと密接に関わる乾物の市場規模が右肩下がり(家で料理をする人が少なくなっている)というところを考えると、お客様の認知と裾野を広げていくことが大事なことになっていきます。そこで、より若い世代にも訴求できる「胡麻せんべ い」の美味しさを知っていただくことで、オニザキ全体のブランド認知 を上げていきたいと思っています。

青木: 先ほども話に出ましたけど、ごまをつかった新製品開発はすでにいろいろされていました。我々がいろんなアイデアを言っても吉岡さんにあまり響かない(笑)。そんな時にでてきたのが「売らないで売る」という言葉です。吉岡さんみたいな敏腕営業マンが動かなくても売れるような仕組みがつくれないだろうかと。

吉岡: 逆説的ですよね。「売らないで売る」は確かに印象に残りました。常に「売る」ことばかり考えていますから。

福島: 商品力がとても強いので、商品は少し横に置いておいて、販路のほうをもっと考えようという感じになっていきましたよね。

野田: そこから、胡麻せんべいの工場そのものを百貨店の催事などに出展して、作り方をもっと見てもらえたらいいのではないか、という 話になりました。私は事前に工場を訪問させていただきましたが、実際につくる過程をみてもらえれば、手がかけられていることも伝わりますし、より美味しいと思ってもらえるのではないかと思います。

青木: 良さそうなアイデアになってきたなぁ思っていたら、研修の合間、僕らが知らない間に吉岡さんが素早く動いていて、全国の百貨 店の実演販売のスケジュールがトントン決まっていましたからね。

吉岡: 僕のなかでカチンとハマったんです(笑)。2020年1月末の福岡から始まります。ポップアップ工場の製作が大変だったりしています が、2020年は1年かけて実現販売で全国の百貨店を周る予定です。 ゆくゆくは、お菓子ブランドとして育っていくと良いなと思っています。 それが「つきごま」の販売にも良い影響をもたらしてくれると思ってい ます。

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