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第4期オープンセミナーを開催しました!

6月21日(月)に熊本イノベーションスクール「Project180」第4期のオープンセミナーを開催しました。
 
まずはじめに講演をしてくださったのは、広島発の日本酒スタートアップ「株式会社ナオライ」の代表取締役、三宅紘一郎氏です。日本酒の海外展開を目指して上海で9年間を過ごし、2015年には広島県の瀬戸内海にある三角(みかど)島を拠点にナオライを創業されました。自ら栽培したオーガニックレモンを使用したスパークリング「MIKADO LEMON」を皮切りに、酒の新ジャンルである「浄酎」を開発。今年発表したレモンと浄酎をかけ合わせた新感覚のスピリット「琥珀浄酎」は、クラウドファンディングで800万円の資金調達にも成功されています。いずれは各地に拠点を構えるというビジョンをお持ちの三宅さんですが、画期的なアイデアは農作業中に生まれるそう。

「土を触り、自然の中に身を置いているからこそできる社会起業がある」

早く、そして大量にという価値観に囚われることなく、その目で見てきた酒造や有機栽培農家の課題、そして国内に有機農家が増えていくようなモデルづくりに取り組む。スモールスケールからアプローチしながらも、常に世界や自然を相手にしている三宅さんの姿勢は、参加者にとって刺激的かつ期待に胸が膨らむお話でした。後半では、Project180第1期の熊本参加企業「株式会社マスナガ」の代表取締役、森弘国氏をお迎えしてのクロストーク。日本酒スタートアップと機械工具商社。全く畑の違うお二人でしたが、お話は会社のビジョンや社会との関わりといったキーワードで盛り上がりました。

Project180の参加を通して、森氏ご自身や会社がどう変わったのかについてもお話いただき、あっという間にオープンセミナーは終了。第4期参加者は引き続き募集中です。熊本イノベーションスクール「Project180」は今期で最終年です。この機会にぜひ、参加をご検討ください。お申し込みお待ちしています!
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